誰でも簡単に学べるHVAC試運転
海外EPC現場でHVACエンジニアとして10年の歳月を過ごし、最も身に染みて悟った真理が一つあります。それは、「すべての苦難は試運転で完成される」ということです。 HVACの場合、施工チームが試運転まで一手に引き受けることが多く、手順書の作成から実際にバルブを開け装置を稼働させる瞬間まで、完全に自分の役割でした。巨大な機器からダクト、配管はもちろん、精密な自動制御ケーブルや計測器までを繋ぎ合わせていくと、自分がエンジニアなのか、巨大な総合芸術を指揮するマエストロなのか分からなくなるほどでした。その上、この険しい試運転の世界に足を踏み入れると、心強かった品質チームまでもが忽然と舞台裏へ退場してしまいます。準備から最終検査まで、ひたすら施工チームが背負わなければならないあの圧迫感…。そのおかげで、中東の星降る夜を数えきれないほどの残業で明かさなければなりませんでした。 熱い砂嵐の中で夜を明かすたびに、切実に思いました。「誰かが私に試運転の大きな絵図とディテールを分かりやすく教えてくれていたなら、私の退勤時間は少しは早まったのではないだろうか?」 この講義は、まさにその数多の残業の中で誕生しました。14年の建設現場と3年のデータセンターで体当たりしながら積み上げた私だけのノウハウが、今この瞬間も現場で孤軍奮闘されている後輩の方々や同僚エンジニアの皆様の退勤時間を、少しでも早めるために役立つことを願っています。 本講義では、プラントHVACシステムの心臓である主要機器と、微細な神経網のような計測器、そして自動運転のメカニズムを逐一解剖します。また、Pre-commissioningからPerformance Testまで、段階別の試運転の目的と必須装備を細かく網羅しました。単なる理論の朗読ではなく、私の血、汗、涙が染み込んだ実際の事例を通じて、現場で決して見逃してはならない注意事項まで生き生きとお伝えします。 講義を聴きながら、説明が物足りなかったり、現場への適用に迷う部分があれば、躊躇なく質問を投げかけてください。停電した現場を心強く守る非常用発電機のように、皆様の質問にいつでもフル稼働する準備を整えて待機しております!
2名 が受講中です。
難易度 初級
受講期間 12か月

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