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レビュー 1 件
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平均評価 5.0
グロースマーケティング講義の受講後記:フロントエンドエンジニアの視点 私は現役のフロントエンドエンジニアです。会社での仕事以外にも、個人で開発プロジェクトを進めており、妻の保険営業も時々手伝っています。この過程でマーケティング関連の書籍をかなり読んできましたが、正直なところ、そのほとんどはエンジニアである私にはピンときませんでした。しかし、今回のグロースマーケティング講義は違いました。特に、個人開発者として製品を作り、成長させる方法を探していた私にとって、これまで調べてきたマーケティング理論は常にどこか他人事のように感じていました。 しかし、講義が始まり、「顧客行動の定量化」という概念に触れたときから、私の考えは変わり始めました。これは単なるマーケティングではありませんでした。データを測定し、仮説を立て、実験する過程は、まるで私がコードで問題を解決するやり方と驚くほど似ていました。 特にAARRRフレームワークを学んだときは大きな衝撃を受けました。これまで個人開発者として、私は主にAcquisition(獲得)とActivation(活性化)にしか集中していなかったことに気づいたのです。「良い製品を作れば人が集まってくるだろう」という甘い考えがあったのかもしれません。Revenue、Retention、Referralに対する体系的なアプローチがありませんでした。 アハ!モーメントの概念は、私の個人開発プロジェクトにすぐに適用できそうです。ユーザーが私のサービスの真の価値に気づくその瞬間を定義し、その瞬間までの道のりを最適化すること。これはマーケティングではなく、製品開発の核心でした。 グロース方程式を学ぶときは少し苦労しました。数式と指標が次々と出てきましたが、すぐにこれが私のサービスの成長を設計する青写真になり得ることを理解しました。特に妻の保険営業を手伝うときも、この方程式を活用して「新規顧客X人を獲得し、Y%の転換率でZの売上を上げる」といった具体的な目標設定が可能になりました。 元々は実験に関するものですが、ICEフレームワーク(Impact、Confidence、Ease)は私の開発優先順位の決定にも変化をもたらしました。個人開発者として時間とリソースが限られた状況で、何を先に開発するかを決定することは常に悩みの種でした。今では、各機能の予想効果、成功確信度、実装難易度を客観的に評価して意思決定を下せるようになりました。 最も大きな変化は、私のコードに対する姿勢です。以前は「このコードがどれだけ綺麗か?」に集中していましたが、今では「このUIがユーザーのアハ!モーメントにどれだけ貢献するか?」を考えるようになりました。技術的な完成度とユーザー価値、ビジネスの成長をバランス良く考慮する視点が生まれました。(私は心から、すべてのスクワッドおよびチームメンバーがグロースマーケティングを理解する必要があると思っています。) もちろん、すべてをすぐに適用することは簡単ではないようです。依然としてグロースマーケティングの一部の概念は、個人開発者である私には大げさに感じられます。しかし、少なくとも成長のための体系的なアプローチと共通言語を手に入れることができたと思います。 開発者として、そして副業でマーケティングも行う者として、この講義は私にコードの向こう側の世界を見る目を開かせてくれました。技術とビジネスの間の橋を架ける方法を学んだ時間でした。
わあ… 長くて詳しい受講評ありがとうございます。スンミンさんが書いてくださった受講評が力になります。温かいレビュー感謝いたします:)